ウイスキー、時々和食

-CHIKURYA WHISKY-

【アメリカン】ジャック ダニエルOld N.o7を飲む・特徴と各種飲み方・評価について

【1】ジャック ダニエルOld No.7がどのようなウイスキーか理解できる

【2】各種飲み方でのレビューが分かる

 

 ジャック ダニエルはバーボンに分類されますが、『It is not bourbon. It is Jack』と言われております。つまりバーボンとは区別されて、テネシーウイスキーであるという事です。それでは、本日は本銘柄について見て、飲んでいきたいと思います。

 

ジャック ダニエル Old No.7について

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引用元:プロセス | Jack Daniel's (jackdaniels.com)

 テネシーウイスキーはバーボンと法律上の規定は同じですが、『チャコールメローイング』という製法が使用されているかどうかで区別されます。(後はテネシー州で造られているか否か)

 そもそもバーボンとは何かについて知りたい方は、以下のリンクを参照ください。

chikurya-whisky-tokidokiwasyoku.com

 チャコールメローイングは、蒸留直後のスピリッツを炭(サトウカエデ)の層に通過させてろ過する製法のことになります。数滴をぽたぽたと落として8~10時間を掛けてろ過することにより、雑味を除去でき、まろやかで口当たりの良いウイスキーになります。   ジャック ダニエルと他のバーボンウイスキーを飲み比べて頂ければ実感されると思いますが、ジャック ダニエルはバーボン特有のウッディーな感じが洗練され、フルーティー且つ、ハーブのようなすっきりした味わいとなっています。

 
 更に、チャコールメローイングを2回行った銘柄があり、以下リンクの『ジェントルマンジャック』になります。より、洗練され、且つ極上にスムーズです。日本ではあまり知られておらず、生産量が限られる一品です。手に入らなくなったら嫌なので、教えたくない位、紳士な味わいです。

 

ジャックダニエル蒸留所について

 ジャックダニエル蒸留所はアメリカのテネシー州ムーア群リンチバーグに位置しております。創業者のジェスパー・N・ダニエルは1850年に貧困な家庭に生まれ、7歳の時に家族の友人に預けられることとなります。そして教会の牧師であり、蒸留所のオーナーであったダン・コールに雇われ『チャコールメローイング』によるウイスキー造りを習得していきます。1866年に20歳になったジャックは、アメリカ政府登録第一号となるジャックダニエル蒸留所を設立します。

 1904年にはOld No.7をセントルイス万国博覧会で出品し、世界各国のウイスキーで唯一金賞獲得し、世に知れ渡る事となります。しかし、その後の禁酒法時代により事実上の閉鎖に追い込まれ、後にブラウン・フォーマン株式会社に買収され、再開されて現在に至ります。

 ちなみに、テネシー州ムーア群は禁酒法時代の影響を現在でも受けており、Dry County(禁酒群)、要は酒類の販売が禁止されている地域の一つです。その為、ジャックダニエルを飲みたければ、ムーア群外で購入する必要があります。禁酒法前から蒸留所は存在していたので仕方ないのでしょうが、なんとも不思議な状況です。※蒸留所内のお店では購入できます。

 

テイスティング

 流石、単独銘柄で世界で最も飲まれているウイスキーです。どのような飲み方をしてもそれぞれに良さがあります。

 

■ストレート

 香りはウッディーさの中に心地よいフルーティーさを感じます。テイストは、コーンの甘さが来た後に、ウッディ、そして爽やかなハーブ感。すごいバランスの良さですね。改めて、本銘柄の完成度の高さとコスパの良さには驚かされます。

 

■少量の加水

 少し、辛さ?と木の感じが強くなった感じがします。辛い感じが好きな方は好まれるのではないかなと思います。

 

■トワイスアップ

 優しい甘さと、優しいハーブの後味になりました。今回は水割りはしていませんが、トワイスアップや水割りが好きな方は楽しめると思います。甘さ~辛さまですべてを味わえる感じがします。

 

■ロック

 本場の飲み方、ロック。甘みと最後のハーブのようなスッとしたジャックの特徴を最も引き出せているように感じます。いや~満足。

 

ハイボール

 コーンの甘さとフルーティーさを引き立たせる飲み方です。炭酸水にも負けておらず、飲みやすいハイボールです。その一方、ハーブ感はあまり感じないです。

 

 以上、本日は『ジャックダニエル Old No.7』について見てきました。こんな良きウイスキーがリーズナブルな価格帯とはこの世も捨てたもんじゃないです。(言い過ぎ?)