ウイスキー、時々和食

-CHIKURYA WHISKY-

【雑記】酒に奪われたものよりも多くのものを、私は酒から得た

【1】ウイスキー片手に、お酒(ウイスキー)についてゆるく考える

 

チャーチルとお酒

引用元:Winston Churchill Only Wanted Whisky If It Was Scotch

I have taken more out of alcohol than alcohol has taken out of me.

~酒に奪われたものよりも多くのものを、私は酒から得た~ -Winston Churchill-

 

 上記は、第61代および第63代のイギリス首相を務めたウィンストン・チャーチルの言葉です。チャーチルは大のお酒好きとして有名で、数々の逸話が残っています。彼の凄さは、お酒に飲まれた姿を見せたことがなく、その付き合い方が非常にスマートであった点にあります(朝から水やコーヒーにスコッチを入れて飲んでいたようですが……)。

 皆さんにとって、お酒はどのような存在でしょうか。私にとってお酒は、人生を豊かにしてくれる存在であり、蒸留所訪問など「旅をするきっかけ」をたくさん与えてくれました。ただ、何歳になっても上手く乗りこなせず、時たま「二度と飲まない」と強く思うほど、ひどい後悔に苛まれてきたのも事実です。それでも結局、飲んでしまうんですけどね(笑)。

 

趣味としてのウイスキー

引用元:Bowmore No. 1 im Check | Lohnt sich der Kauf?

 ウイスキーは、原料や蒸留所の環境、そして熟成させる樽の種類によって驚くほど味が変わります。地域ごとの特徴をざっくり挙げると、以下のようになります。

  • スコッチ: スモーキーで力強いものから、フルーティーで華やかなものまで。

  • ジャパニーズ: 繊細でバランスが良く、日本人の味覚に寄り添う上品さ。

  • バーボン: バニラのような甘みと、アメリカらしい力強いオークの香り。

  • アイリッシュ: 華やかな銘柄が多く、癖が少なく万人受けする。

 これらを飲み比べ、「自分はどの地域の、どんな味が好きなのか」を探求することは立派な趣味になります。現在稼働している蒸留所だけでも世界に1,500以上あると言われており、毎月数種類の銘柄を楽しんだとしても、コンプリートするには数十年かかるでしょう。

 味わいを楽しむだけでなく、歴史やその地域について知ることもウイスキー探求の醍醐味です。例えばスコッチには、「厳しい増税から逃れるための工夫が、世界一の味を生んだ」という歴史があります。そこには宗教や戦争、英国王室などが複雑に絡み合っており、その流れはアイリッシュやジャパニーズ、さらにはインドの独特な市場形成にまで大きな影響を及ぼしました。お酒を軸に歴史を学んでいくことは、立派な学問であり、十分すぎるほどの趣味となります。

 これはワインやラム、日本酒などでも同様です。それぞれに固有の良さがあり、どれだけ時間と「肝臓の処理能力」があっても足りないほどです。しかも、特にウイスキー、ラム、ワインは互いに影響を及ぼし合ってるので、沼にハマっていきます。

 

お勧めウイスキー

引用元:ウイスキーの種類|世界の5大ウイスキーとは?国ごとに原料・製法による種類を解説 | ラマスピリッツ

 それでは、それぞれの地域から、1銘柄ずつお勧め銘柄を紹介します。味わいだけでなく、蒸留所の背景やコンセプトを考慮し、個人的にピックアップしました。

 ウイスキーをこれから楽しみたい方は、本銘柄をきっかけに広げて頂ければと思います。あえて、今回は詳しい説明は省きますので、皆さん自身でバイアスなく楽しんでみて下さい。

 

■スコッチ(英国:スコットランド)

 
■アイリッシュ(アイルランド)

 
■ジャパニーズ(日本)

 
■アメリカン(アメリカ)

 
■カナディアン(カナダ)

 
■その他地域(台湾)

 
 本サイトをきっかけに、『ウイスキーを趣味』にされる方が増える事を願っております。今回は紹介しませんでしたが、日本に根付くバー文化も素敵です。バー巡りを通じてウイスキーを楽しむことも良い『趣味』ですね。