ウイスキー、時々和食

-CHIKURYA WHISKY-

【アイリッシュ】ROE&CO(ローアンドコー)ブレンデッドを飲む・特徴と各種飲み方・評価について

【1】ROE&CO(ローアンドコー)ブレンデッドがどのようなウイスキーか理解できる

【2】各種飲み方でのレビューが分かる

 

 『ROE&CO(ローアンドコー)』は伝統的なアイリッシュウイスキーの良さを継承しつつも、バーテンダーの視点を取り入れた現代的なウイスキーです。アイリッシュの飲みやすさと、バーボン樽の影響をしっかり受けた味わいは、ウイスキー初心者から愛好家まで、幅広い層におすすめできる魅力を持っています。

 

ROE&CO(ローアンドコー)ブレンデッドについて

ロー アンド コー [ ウイスキー アイリッシュ 45度 アイルランド 700ml ]

 19世紀、アイリッシュウイスキーの黄金期を牽引した伝説的な蒸溜所「ジョージ・ロー&カンパニー」。その名跡を継ぎ、現代に蘇ったのが『ROE&CO(ローアンドコー)ブレンデッドウイスキー』です。

 世界的酒造会社である、ディアジオ社のマスターブレンダーが、アイルランドのトップバーテンダー5名と協力して開発したこのウイスキーは、『カクテルでも、ロックでも、ハイボールでも楽しめる、プレミアムなウイスキー』というコンセプトのもとで生まれました。

 その最大の魅力は、アイリッシュウイスキーらしい軽やかさと、クリーミーな口当たりの両立です。原料には厳選されたモルトウイスキーとグレーンウイスキーを使用し、熟成にはファーストフィルバーボン樽(初使用の樽)を高い比率で用いています。これにより、華やかなフルーツの風味と、なめらかでリッチなバーボンらしいバニラの甘みが絶妙なバランスで調和しています。

 アルコール度数は45度とやや高めに設定されており、ストレートやロックで飲むと、その香りと味わいの深みをじっくりと堪能できます。氷が溶けるにつれて、甘みとスパイシーさが織りなす繊細な変化も楽しめます。

 また、ハイボールにすると、軽快で爽快な口当たりになり、洋梨や焼きりんごのようなフルーティーな香りが一層引き立ちます。ウイスキーをあまり飲まない人でも親しみやすい、スムーズな飲み口です。

 かつてアイルランドのダブリンにあった巨大な蒸溜所の歴史を現代に伝えるだけでなく、現代の多様な飲み方にフィットする、モダンで洗練された一本として近年注目を集めています。その多才な個性は、ウイスキー愛好家だけでなく、新しいウイスキーとの出会いを求める人々にも、きっと豊かな体験をもたらしてくれるでしょう。

 

ROE&CO(ローアンドコー)蒸留所について

引用元:ダブリン:ロー・アンド・カンパニー蒸留所のカクテルワークショップ体験 | GetYourGuide

 アイルランドのダブリン中心部に位置する「ROE&CO(ローアンドコー蒸留所)」は、2019年に誕生した比較的新しい蒸留所です。その名は、かつてダブリンのウイスキー産業を支えた伝説的な蒸留所「ジョージ・ロー&カンパニー」に由来し、その歴史を現代に引き継ぐ形で設立されました。

 この蒸留所のウイスキーは、特にバーボン樽のファーストフィル(初使用の樽)を多く用いて熟成させているのが特徴です。これにより、バーボンの特徴がしっかりウイスキーに反映されています。バニラやクリーミーな風味、そしてリンゴや洋ナシといったフルーティーな香りが際立ちます。多くのラインアップがアルコール度数45度と高めに設定されているのは、カクテルに使用してもウイスキー本来の味わいや香りが失われないようにするためです。

 なめらかでバランスの取れた味わいは、ストレートやロックはもちろん、ハイボールやカクテルでも楽しめます。その品質と洗練されたボトルデザインは高く評価されており、国際的な賞を複数受賞しています。ダブリンの豊かな文化と歴史を感じさせる、新しい時代のアイリッシュウイスキーと言えるでしょう。

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テイスティング

 どの様な飲み方でも楽しめます。ストレート、ロック、ハイボール、お好みで加水。どれも栄えます。カクテルでも良い働きをします。

 

■ストレート

 香りについては、バニラ、キャラメル、焼きリンゴ、洋梨のような甘くフルーティーな香りが中心。そこに、ほのかなスパイスのニュアンスが加わり、温かみのある印象です。

 テイストについて、バニラの甘さに加え、アプリコットやプラムのようなフルーティーさ、そしてスパイスをかけた洋梨のような風味が広がります。全体的なバランスが良く、それでもって、個性もしっかりあります。本銘柄や、バスカー等、最近のアイリッシュは個性があって楽しいですね。

 

■少量の加水

 ボディがしっかりしているので、私はストレートとさほど変化は無いように感じます。ただ少しバーボン樽由来のカラメル要素が顔を出してきます。

 

■トワイスアップ

 トワイスアップまでの加水をするとのっぺりした味わいになるので、加水量は注意が必要そうです。

 

■ロック

 カスタードクリームやキャラメルのような、まったりとしたクリーミーな甘さが際立ちます。アルコール度数45度と少し高めですが、それを感じさせない飲みやすさです。ビターさとの塩梅も良く、優秀です。最初は、キリッとした印象から、徐々に柔らかい甘みが広がっていきます。

 

■ハイボール

 軽やかで、バーボン系のフルーティさを感じます。全体的には爽やかさがありつつも、クリーミーでまろやかな甘みが余韻に残ります。ほんのりとしたスパイシーさが調和していて、後味もすっきりしています。

 
 よりフルーティーな味わいを求めるのであれば、アイリッシュの中でも、『バスカー』がお勧めです。コスパよく、オールラウンドで楽しめます。