【1】シーバスリーガル12年がどのようなウイスキーか理解できる
【2】各種飲み方でのレビューが分かる
本日は、知名度高い『シーバスリーガルシリーズ』の中でも、代表的な銘柄『シーバスリーガル12年』について見ていきます。安定の高クオリティであり、シーバスリーガルの特徴を理解するのにぴったりな銘柄です。
シーバスリーガル12年について
シーバスリーガルは知名度が非常に高く、世界中で愛されている銘柄です。ライアンアップも多数ありますが、『シーバスリーガル12年』は代表銘柄として長年愛されています。
キーモルトは、シーバスリーガルシリーズにおいては、外すことのできないストラスアイラを中核に、グレングラント、ロングモーン、グレンキース等も使用されています。知らない名前があるかもしれませんが、いずれも華やかでフルーティな特徴を持ったウイスキーが使用されており、『シーバスリーガル12年』も当然、華やかな味わいを持っています。特に、複数の原酒を合わせる事で、色々なポジティブな特徴を上手く表現しているように感じます。
テイストの主な特徴は、ブレンデッドの良さを最大限に活かした華やかな多層感です。熟した、リンゴや洋ナシの様なフルーティーさの中に、ナッツやハチミツ、バニラ、そして草の爽快感。軽く存在するピートが華やかさを引き立てます。
シーバスリーガルの多層的世界観は素晴らしく、アッパークラスへ行く程、ブレンドの匠の技が光っています。まずは、本銘柄の12年を飲んで頂ければ、シーバスリーガルの基本的な特徴を理解頂けると思います。また、本ページ最後の部分でご紹介する、ミズナラ12年/18年、25年は本当に良い銘柄です。
ストラスアイラ蒸留所について

引用元:Strathisla Brennerei - Whisky.de
スコットランドに存在する蒸留所の中で、最も美しいと言われる『ストラスアイラ蒸留所』。風情があります。
創業は1786年であり、スペイサイドの中では最も歴史のある蒸留所となっています。元々は、『ミルトン蒸留所』と呼ばれていましたが、1950年代にシーバスブラザーズ社が本蒸留所を買収し、『ストラスアイラ蒸留所』と名称を変更しました。
本蒸留所で造られるウイスキーのほぼ全てがシーバスリーガル用であり、ほんの少しだけシングルモルトとして出荷されます。その為、チャンスと余裕があれば購入してみても良いかもです。
テイスティング

基本、ストレートかハイボール向け銘柄だと思います。ロックは、ビターさが際立つので、人を選ぶ飲み方です。
■ストレート
香り、テイスト共にブレンデッドの良さが最大限に活かされています。香りについては、ハチミツやナッツの、滑らかな甘みが特徴的です。その他、フルーティさと柔らかい軽いピート等です。
テイストについても香りとほぼ同様です。熟した、リンゴや洋ナシの様なフルーティーさの中に、ナッツやハチミツ、バニラ、そして草の爽快感。軽く存在するピートが華やかさを引き立てます。滑らかな舌触りで、良い銘柄だと思います。あえて欠点を挙げるのであれば、優等生過ぎて面白味に欠けるでしょうか。
■少量の加水
基本的にストレートと同じですが、ハチミツ系の甘みとピートが少し強調されて来るように感じます。
■トワイスアップ
十分トワイスアップでも楽しめるボディかと思います。概ね、ストレート、少量の加水と要素は同じです。
■ロック
基本はストレートと同じですが、後半は大分ビターに感じます。前半が華やかで甘みがある分、特に、後半のビターさが強調されるのかもしれません。
■ハイボール
万人受け、ハイボールです。優しいふっくらした甘みがあります。
