ウイスキー、時々和食

-CHIKURYA WHISKY-

【食べ方】バーボン・ト・ カレーを作って食べる。~バーボンを飲みながら~

【1】ウイスキーの新たな楽しみ方を発見できる

【2】ウイスキーの料理での活用事例を理解できる

 

 本日は、ウイスキーのバーボンを使った『バーボン・ト・カレー』を作って、バーボンと合わせて食べていきます。どんな味わいなのでしょうか?

 

バーボン・ト・カレーとは

 『バーボン・ト・カレー』とは何でしょうか。特に深い意味はありません。文字通り、バーボンとカレーになります。カレー作りにおいて、思いつく限りバーボンを使用してスパイスカレーを作ってみようと思います。当然、バーボンを飲みながら。

 その前に、『バーモントカレー』の作り方を知りたくて、本ページにアクセスしてしまった方には申し訳ない限りです。と言葉を添えておきます。

 

 思いつく限りバーボンを使用したカレーを作りたいので、先に作戦を練ります。使用する場面は以下の通りです。

  1. 隠し味でバーボンを加える
  2. 鶏肉を事前にバーボンで漬けておく
  3. 合わせるお米はバーボンを入れて焚く
  4. 付け合わせ野菜はバーボンに漬けておく
  5. バーボンを飲みながら作る
  6. バーボンと合わせてカレーを食べる

それでは作ってみましょう。全ての工程は掲載しきれないので、ご了承ください。

 

バーボン・ト・カレーを作る

材料(スパイスカレー)
玉ねぎ 1玉
トマト缶 200g
にんにく、生姜 各1かけら
鶏肉(お好きなの) 300g程度

ターメリック

カイエンペッパー

コリアンダー

小1

小1

大1

 材料自体は至ってシンプルなのに、これだけで本格的なスパイスカレーが作れます。しかも低コスト。

 話がそれますが、私の地元にインドの方がやっている20年以上続くカレー屋さんがあるのですが、田舎の為、お世辞にも人が入っているとはいえないお店でした。でもその店主が『スパイスは非常に安い、しかも私は毎日スパイス料理を食べるので、家庭料理を大量に作ってお店に出しているだけ、だから問題ない!お店で寝てるし!』と言ってられたのを、この記事を書いていると思い出しました。久しぶりに行きたくなってきたなぁ。

さて、話を戻して『バーボン・ト・カレー』を作っていきます。

 本日は、バーボンでも『ミクターズ』を飲みながら、料理でも使用していきます。コスト度外視で造られたウイスキーであり、スコッチと比較して単調な味わいになりやすいバーボンにおいて、テイストの立体感を深く味わえる優秀な銘柄です。蒸留所見学では、自分でボトリング等ができるので、機会があれば訪問すると楽しいと思います。銘柄詳細を知りたい方は、以下を参照ください。

chikurya-whisky-tokidokiwasyoku.com

 

 さて、料理を開始します。まずは、バーボンを口に含んだ後に、玉ねぎを粗みじん切りにします。

 

にんにく、生姜をすりおろして、そこにバーボンを50cc位加えます。

 

 みじん切りにした玉ねぎを炒めながら、飲みます。玉ねぎは中火でほぼかき混ぜずに、水分を飛ばすイメージで。4~5分程飲みながら放置します。

 

 なんのウイスキーを購入しようかと、Amazonでネットサーフィンしていたら、若干焦げてしまいましたが、気にしません。だって、バーボンは焦がした樽で熟成させるので、問題は無いはずです。

 

 そこに、バーボン漬けにした、にんにくと生姜を汁ごと入れて混ぜながら炒め合わせます。

 

そこにトマト缶200gを入れて水分がある程度なくなるまで、更に炒めます。

 

こんな感じ。写真映えのしないエズラですが、、

 

 各種スパイスを火を消した状態で入れて混ぜ合わせます。スパイスはいつも、神戸スパイスの以下のセットを購入しています。とても美味しいです。

 

 水400mlに、バーボンを加えて、飲んで、加えて、ウイスキー漬けにした鶏肉入れて、飲んで、30分煮込んで、塩で味を調えて、また飲めば完成!!

 

 バーボンライスも同時に仕込んでいきます。バーボンを適当に入れて、適量まで水を入れて炊飯!途中で、何とも言えないバーボンのような香りも漂ってきます。一人のタイミングで炊飯しないと、家庭によっては怒られるかもしれないです。

 

バーボン・ト・カレーを食べる

 まず、『ミクターズ』を一口。やはり美味しい。スパイシー且つ、サワーな所が食事とも合います。

 次に、バーボンライス。不味いか美味しいかの2択であれば、美味しい部類です。ただ、表現しにくい木の独特な香りがあるので、人によっては避けたくなるかもしれないです。テイストはうっすら、バーボンの樽感があります。

 スパイスカレーについては、バーボンの存在が分かりませんが、付け合わせのバーボン漬けニンジン、紫キャベツを合わせて食べると、バーボンのカレーを食べている実感がとてもしてきます。若干のアルコールが良き大人のカレー感を出しています。隠し味のバーボンは不要だったのかもしれません。

 写真を撮りませんでしたが、ニンジンと紫キャベツは酢漬けにした後、少しだけバーボンを加えてなじませたものになります。

 

 以上、本日は『バーボン・ト・カレー』を作って食べるでした。バーボンに合う、バーボンと合うカレーでした。そして、『ミクターズ』はやっぱり美味しいバーボンです。