ウイスキー、時々和食

-CHIKURYA WHISKY-

【アメリカン】バーボン・ウイスキーおすすめ(700銘柄飲んだ筆者が選ぶ)

【1】バーボン・ウイスキー銘柄の一例を知れる

【2】筆者が好きな銘柄が垣間見える。(自己満)

 

 アメリカンといえば、バーボンがベースとなっております。バーボンにはどのような銘柄があるのでしょうか。ウイスキー探しは良きパートナー探しと同じで相性なので、ランキング付け等はせず、順不同でご紹介します。本紹介にテネシー・ウイスキーも含ませて頂きます。

 

■ウッドフォードリザーブド

ウッドフォードリザーブ 700ml 43度 [並行輸入品]

プレミアムの言葉が似あう銘柄。バーボンらしい力強さと満足感である一方、非常にまろやか。手作りにこだわっており、手作りであることを非常に感じる。私は自宅に必ず常備している。ゆっくり味わいたいときに、ストレートやロックで飲むのがおすすめ。

 

■メーカーズマーク

 

バーボンウイスキー メーカーズマーク 700ml

 バーボンの一般的な原料はコーン・ライ麦・大麦麦芽ですが、メーカーズマークではライ麦の代わりに冬小麦を使用されます。ライ麦はスパイシーさを生み出す特徴がありますが、代わりに冬小麦を使用することで、他のバーボンよりも柔らかい甘さを持つウイスキーとなっております。

 香りはオレンジやメイプルシロップのような優しい甘さがあり、テイストは香りの通りスイートで且つスムーズ。穀物の風味も多分に残っており、優しい。個人的にはロックがおすすめ。

 

■メーカーズマーク46

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 特徴については、前述したメーカーズマークと同じで、柔らかい甘さを持つウイスキーとなっています。

 香りはオレンジやメイプルシロップのような優しい甘さがあり、テイストは香りの通りスイートで且つスムーズ。上記のメーカーズマークと違う点は焦がしたフレンチオーク板を熟成した原酒の樽に沈めて数か月後熟成している為、キャラメルのようなテイストが強くなっておりメーカーズマークよりも深みが増している点です。バーボン好きの方は是非一度試してみて損はない。

 

■ノブクリーク

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 ドーンと、アルコール度数50%!かといってアルコールのツンとした感じが強いウイスキーなのかというとそうではない。非常に原料を厳選しており、且つ9年熟成の為、深みのある味わいとなっています。バニラやナッツが漂う、オークの香りに強めのスパイスを感じます。テイストはバニラの様な強い味わいと旨味がガツンと来る、きっと満足する1杯となるはず。

 

■ジムビーム

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 説明が要らないくらい、国内で良く飲まれている銘柄。スパイシー且つ爽やかな後味の為、ハイボールがよく似合う。最初にスパイシーな香りが来た後に、キャラメルのような甘い香りと、かすかにオークを感じる。個人的にはハイボールがおすすめで、ストレートや加水の場合は物足りなさを感じる。

 

■ワイルドターキー8年

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 こちらもジムビームに続き、国内で良く飲まれている銘柄。他のバーボンと比較し、ライ麦と大麦麦芽を多く使用しており、コーンの割合が低い。その為、コーンによる甘さ抑えられており、ライ麦のスパイシーさが立っている。またアリゲーターチャーと呼ばれるタイル状になるまで焦がされた樽を使用して熟成させる為、独特のキャラメルやオレンジの香を持つ。ボディはリッチで、香り通り、深みのあるキャラメルやオレンジのテイスト。

 

■ブラントン

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 他のバーボンと比較し、原料で使用するコーンの割合が高い為、独特の甘みを感じる銘柄。ブラントンの候補となる原酒はまず4年間熟成されます。そして、細かい基準(深み、香り、味わい等)に合格した樽だけが、ブラントン専用の倉庫に移され、さらに4年熟成されます。シングルバレルの為、必ず1つの樽からボトリングされるこだわられた銘柄。このように非常に大変な工程を経て、皆さんに手元に届くプレミアム銘柄。

 

■I.W.ハーパー12年

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 特徴は、バーボンは比較的熟成期間が短く、4~5年が平均なのに対して、12年も熟成している点にあります。原料もトウモロコシの比率が高く、熟成期間の長さもあり深いコクと優しく甘いテイストを堪能できます。私には不釣り合いなおしゃれで都会的なボトルも特徴! ※今後終売...

 

■ジャックダニエル Old No.7

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 非常に有名な銘柄の為、説明は不要かもしれません。芳香なフルーツの香りとメイプルの中にウッディな香りが複雑に同居している銘柄。テイストはフルーティでわずかに苦味も感じる。”It is not bourbon. It's JACK.

 

■ベイカーズ

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 ビームサントリーから出されている銘柄。あえて、湿度と温度が高い環境下で熟成をさせる事で、熟成を早め、鍛え上げられたウイスキーとなっている。その為、鍛える過程でアルコール度数も53%と高くなっており、パンチがある。The Amerian!!

 

■イーグル レア シングルラベル10年

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 個人的には結構すき。バーボンでは珍し長期熟成をしており、複雑な味わいと責めるような力強い香りが特徴的。これもアメリカンらしい。

 

■ベイゼル ヘイデン

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 ビームサントリーから出されている銘柄。原料にジムビームの2倍にあたるライ麦を使用しており、その為、独特かつ少し強めのスパイシーさ。熟成はこちらも8年以上されており、香りも高い。ただ、アルコール度数を40%に抑えており、非常に飲みやすい。

 

■ブッカーズ

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 スモールバッチバーボン。加水やろ過をせず、樽出しのままボトリングした、野生児。その為、アルコール度数が64%となっている。ただ、アルコール度数を感じさせない程フルーティーで、飲みやすく、飲み進めるといつの間にか飲んだ本人は眠ってしまう。

 

■ブレッド バーボン

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 上質なライ麦をふんだんに使用しており、6年以上熟成されている。滑らかで、飲みやすい。ライ麦の風味を深く感じることができ、素朴で、素材が生きたウイスキーを飲みたい方は是非、試して頂ければと思います。ライのピリッとさが良い働きしています。

 

 以上、本日はバーボン・ウイスキーの銘柄の一例をご紹介しました。アメリカンもいろいろこだわりのある製法で造られている銘柄も多く、楽しいですよ。