ウイスキー、時々和食

-CHIKURYA WHISKY-

【スコッチ】アイラミスト オリジナルピーテッドを飲む・特徴と各種飲み方・評価について

【1】アイラミスト オリジナルピーテッドがどのようなウイスキーか理解できる

【2】各種飲み方でのレビューが分かる

 

 ラフロイグをキーモルトとして、ラフロイグのNDAを持ちながら、飲みやすく仕立てられた『アイラミスト オリジナルピーテッド』。本日は、コストパフォーマンスに優れた本銘柄を見て、飲んでいきます。

 

アイラミスト オリジナルピーテッドについて

アイラミスト オリジナル ピーテッド ブレンド 正規品 40度 700ml ■デラックスの後継品

 本銘柄は、アイラ系のコスパが非常によいブレンデッドウイスキーになります。本銘柄は、アイラ・シングルモルトのラフロイグをキーモルトとし、ラフロイグ以外に香りが良いグレンリベット、グレン・グラント等がブレンドされている為、アイラにそこまで馴染みが無い方でも飲みやすいように仕立てられています。

 とは言っても、キーモルトである『ラフロイグ』の存在感は十分あり、ラフロイグ特有の磯系のヨード感やピート感を楽しめます。

 アイラミストシリーズはボトラーズで有名な『マクダフ・インターナショナル』によって手掛けられており、多数のラインアップを保有しています。メインの銘柄は『アイラミスト8年』であり、今回ご紹介する『アイラミスト オリジナルピーテッド』よりもラフロイグ感を弱めて、グレンリベット等の飲みやすい銘柄の比率を高めています。

 一方、今回ご紹介している『アイラミスト オリジナルピーテッド』は、よりキーモルトであるラフロイグの存在を残しており、アイラ好きにとっては『オリジナルピーテッド』の方が好まれると思われます。

 原則、5年程熟成された若い原酒を使用している為、若干のアルコールの刺激の強さは否めませんが、価格を考えると十分満足のいく1本になると思います。存分に、ラフロイグのDNAを持つ、本銘柄をお楽しみください。

 当然、ブレンデッドですので、飲みやすく仕立てられている分、シングルモルトのラフロイグと比較すると、酒質が軽く、さらっとした飲み口である点は理解して購入された方がよいと思います。

 

ラフロイグ蒸留所について

引用元:Vinspire (vinspireuk.com)
 ラフロイグ蒸留所はアイラ島の南に位置し、アードベッグ蒸留所、ラガヴーリン蒸留所が近くにあります。

 蒸留所の建物もそこから見える景色も美しく、将来はこの地でのんびりウイスキー片手に読書して過ごしたいなぁと思える位です。フロアモルティングを行う数少ない蒸留所の一つであり、その光景もまた情緒的です。

 蒸留所は1815年にドナルドとアレクサンダーの兄弟によって設立され1954年までファミリー経営がされていました。1954年頃、ラフロイグの販売権はラガヴーリン蒸留所に勤めるピーターが持っていましたが、一族の最後の末裔であるイアンが販権を無理やり奪取します。怒ったピーターは、『ラフロイグと同じウイスキーを造ってやる』と蒸留所を設立します。これが、モルトミル蒸留所です。※モルトミル蒸留所は1962年に閉鎖

 イアンの死後、ラフロイグ蒸留所は彼の右腕的存在のベッシーに引き継がれます。当時では珍しい、女性蒸留所所長でこの当時にラフロイグは大きく飛躍します。そして、その後様々なオーナーを経て、現在はビームサントリーがオーナーとなっています。

 

テイスティング

 飲み方は、各個人の好み次第かと思います。ストレートではピートを楽しみながら、さらっと飲めますし、ハイボールではピートの中にグレンリベットの青りんご感を楽しめます。

■ストレート

 ラフロイグ特有のヨード香を感じつつ、グレンリベット、グレン・グラントの上品で軽めの華やかな香りも奥で感じます。若干、醤油っぽい香りもします。(私だけ?)

 口に含むと、テイストはスペイサイド系の青りんごが一瞬来た後、ラフロイグのDNAが押し寄せてきます。そして最後はすっきりしたスモークさで締まります。飲みやすいです。す~っと飲めてしまいます。ただ、若干アルコールが若いので棘があります。

 

■少量の加水

 香りがストレートと比較して弱くなった気がしますが、テイストのヨード感が強くなりました。ラフロイグを飲んが事がある方なら、ほぼキーモルトは当てられると思います。私は、少量の加水、気に入ってます。

 

■トワイスアップ

 自身の鼻があまり効かないのもあると思いますが、香りは薄くてあまり楽しめません。テイストは華やかなグレンリベット等が顔を出してきました。

 

■ロック

 前半は華やかさが強調され、後半はスモーキーさが強くなってきます。ヨード感は抑えられる傾向にあるように思います。バランスはいいです。また、冷やす事で酒質が若干重くなるように感じ、飲みごたえはあります。(シングルモルトに近づく?イメージ)

 

■ハイボール

 スペイサイドが70%位を占めるようになり、青りんご系の飲みやすいハイボールになります。ただ、ヨード、ピートが後半に居てくれるので、楽しませてくれた後、キレを良くしてくれます。普段飲みにはコスパ等を考慮すると十分すぎると思います。

 

 以上、本日はアイラ系のコストパフォーマンスに優れた、『アイラミスト オリジナルピーテッド』を見て、飲んで見ました。買いやすい価格帯ですので、悩むなら、購入して飲んでみるのもありと思います!

 また、キーモルトのラフロイグは、銘酒中の銘酒ですので、まだ飲んだ事が無い方は是非、アイラの香水を香りと共に楽しんでみて下さい。