ウイスキー、時々和食

-CHIKURYA WHISKY-

【スコッチ】グレンファークラス105を飲む・特徴と各種飲み方・評価について

【1】グレンファークラス105がどのようなウイスキーか理解できる

【2】各種飲み方でのレビューが分かる

 

 アルコール度数は何と60%!!しかし、すごいのはアルコールの度数だけでなくシェリーの魅力が詰め込まれた『グレンファークラス105』。本日は、本銘柄を見て飲んでいきます。

 

グレンファークラス105について 

 シェリー樽のウイスキーとは何ぞや?を知りたければ、グレンファークラスを飲めば大半を理解できる位、シェリーを感じる銘柄です。グレンファークラスには様々なラインアップがありますが、すべてシェリー樽を使用しているのが最大の特徴です。しかも、シェリー樽の中でもヨーロピアンオーク(しかもオロロソという種類)のみを使用しております。

 近年では需要の増加により、シェリー樽の入手が困難な状況になっていますが、昔からの入手ルートにより安定して供給を受けており、結果コストパフォーマンスも他のシェリー系と比較して良いというメリットがあります。

 アルコール度数60%なので、それだけを聞くとストレートで飲むのは躊躇われます。しかし、実際に飲むと印象とは違い、アルコール度数の高さによるドライさはありますが、シェリー樽由来のフルーティーさと干しブドウ系の酸味と甘さを楽しめ、『これぞシェリー系を凝縮したした感じだなぁ』と個人的には思います。また、シェリー系の主張だけでなく、スパイシーさも感じる事ができ、シェリー系の中でも味わいの深さを感じる銘柄です。

 

グレンファークラス蒸留所について

引用元:www.bing.com
 今でも家族経営を続けている老舗の蒸留所の一つであり、伝統を大切にしている蒸留所になります。蒸留所はスペイサイドに位置し、グレンファークラスゲール語で『一面緑の草原の谷間』を意味し、その名の通り、蒸留所から見える風景を表しています。
 創業は1836年であり、本格的には1865年からグランド家によって代々経営をされます。家族経営蒸留所として、スプリングバンクに次ぐ歴史を持っています。
 前述した通り、樽へのこだわりを大切にしている蒸留所ですが、それはカスクの材質だけでなく、使用方法からも見て取れます。多くの蒸留所がセカンドフィルまでの使用が一般的なのに対して、本蒸留所ではフォースフィル、つまり4回に渡ってカスクを使い回します。これはコストを抑えるために、無理に使用しているわけではなく、樽を大切に扱いメンテナンスしているからできる手法です。その為、出来上がったウイスキーシェリーをしっかり深みと共に感じる事ができます。
 

テイスティング

 余談ですが、『Glenfarclass』の文字は、蒸留所初代のジョンの手書きなんだとか。

どの飲み方がお勧めなのかは難しいですが、ロック、またはハイボールが私は好きです。加水は個人的には少しバランスが崩れる印象です。

■ストレート

 アルコール度数60%の為、アルコールの香りがあり、真剣に香りを取ろうとすると気化されたアルコールでむせそうにはなります。その中にうっすらレーズンのような香りを感じます。飲みやすくするポイントとしては、注いて空気に触れさせておくと、まろやかになってきます。

 テイストはアルコール度数60%の熱さとともにシェリー感が押し寄せてきます。少し酸味と樽由来のスパイシーさがあり、最初は強烈に感じるかもしれませんが、徐々に癖になってきますし、味がより取れるようになります。

 

■少量の加水

 少量の加水で香りが少し広がりましたが、あまりストレートと変わらないようなテイストです。

 

■トワイスアップ

 いつも思うのですが、トワイスアップにすると奥の方で、『コーンポタージュ』の香りを感じるのは私だけ?バランスは少し崩れた印象です。 

 

■ロック

 爽やかなシェリーって感じで、スパイシー感も強めに感じます。味に深みと広がりを感じます。一気に魅力が開花した感じです。

 

ハイボール

 香りよし、味よし。アルコール度数も高いので炭酸負けしませんし香りに魅力が出ました。贅沢なハイボールです。

 

 以上本日は、『グレンファークラス105』でした。少し、人と飲み方を選ぶ銘柄ですが本銘柄に魅了される方は多いのではないかと思います。向き合えば向き合う程徐々に距離をつめて仲良くなれる銘柄です。