ウイスキー、時々和食

-CHIKURYA WHISKY-

【やってみたシリーズ】アードベックTENを造る-その①-

【1】安価にアードベッグTENを造ることを考察し、実践する。

 

アードベッグTENを安く手に入れる方法を考える

アードベッグ 10年 箱入り [ ウイスキー イギリス 700ml ]

 『アードベックTEN』が大好きですが、毎日浴びるように飲んだ場合、どうしてもコストに頭を悩まされる。私が飲みたい(浴びたい)ペースとコストの関係性は以下の通りだ。

■1年間のコスト:(毎日700ml=¥5,000)×365日=約182万円

 

 流石に、厳しい。せめて、1/3程度にコストを圧縮して、約60万円程にしたい。さてどうしようか。考えうる選択肢は以下の通り。

①酒屋と相当の値引き交渉をする
②自分で『アードベッグTEN』に似たウイスキーを造る
 
 ①の値引き交渉を選択した場合、目標のコストに抑えるには¥5,000⇒¥1700程で購入する必要がある。仮に成功したとしても、相当ウザイレベルの値引き交渉をし続ける必要があり、おそらく界隈の酒屋からは出禁になってしまう。必然的に②の自分で造る以外の選択肢がない状況に追い込まれる。
 
さて、やるしかない。貧乏人はお金がない代わりに、頭を使う必要がある。
 

どのようにして造るのか

 まず、『アードベッグTEN』を造る為には、特徴を抽出する必要がある。ちなみに飲んだ際のレビューは以下のリンクの通りである。

chikurya-whisky-tokidokiwasyoku.com

 造る上で必要となる最低限の情報を以下にまとめる。

①フェノール値は55~65ppmあたり(相当正露丸)
②アルコール度数は46%
③色は海水に近い色?
正露丸の中に、柑橘系、バニラ、潮の香りを感じる
シングルモルト
 

①フェノール値は55~65ppmあたり(相当正露丸)

 何と言っても、ピートがスコッチの中で最も炊き込まれているので、相当煙たい。あの煙たさを出すには何かのウイスキーにピートを焚き込む他ないだろう。正露丸感は何かのウイスキー正露丸を溶かしても良いが、流石に煙たさまでは出せない。調べている内に以下の製品を見つけた。ちゃんとスコットランド産である。

 

②アルコール度数は46%

 これについては、アルコール度数46%以上のものを選択する必要がある。ピートを焚き込む場合、熱源が必要であり、その際にベースとなるウイスキーのアルコールが飛んで度数が下がるからである。46%以上となるベースウイスキーを探そう。
 

③色は海水に近い色?

 似た色で真っ先に思い浮かぶのは『ラガヴーリン8年』であるが高い。むしろコストが上がる。しかも、完成形に近い美味しさなので手を加えてそれ以上のものにする自信もない。

 
 どうしようか。今回はコストを意識する必要があるので、コストを抑えて似た色のものはないか...そうかカティーサークでいこう。ただし、アルコール度数が40%なので、足りない度数は何とかする必要がありそうだ。

 

正露丸の中に、柑橘系、バニラ、潮の香りを感じる

 元々、『カティーサーク』は柑橘系の為、火を入れて薄めると『アードベッグTEN』のやんわりとした柑橘香を出すことは可能だ。あとはバニラと、潮の香りをどうするか。潮は少々塩を入れるか....? バニラはバニラエッセンスを入れる?
 

シングルモルト

 どう考えてもコストに見合わないので、諦めた。ブレンデッドを『アードベッグTEN』にすることに徹する。

 

さて、要素はそろった。これらをどのようにして組み立てようか。少々悩んでみる事とする。次回に続く....