ウイスキー、時々和食

-CHIKURYA WHISKY-

【飲み方】ハイボール好き必見!神戸ハイボールの特徴と作り方について

【1】神戸ハイボールの特徴が理解できる

【2】神戸ハイボールの作り方が理解できる

 

 氷を使わないスタイルのハイボール、通称『神戸ハイボール』。氷を使わない為、ウイスキーが薄まる事がなく最後まで美味しく味わうことができます。そんな、ハイボールの究極系といっても過言ではない、『神戸ハイボール』について見ていきます。一度飲んだらその美味しさに感動しますよ!

f:id:chikurya:20220308084853j:plain

 

神戸ハイボールについて

f:id:chikurya:20220308090222j:plain

引用元:銀座 サンボアでハイボールとビーフカツサンドをいただいた (itadakuwa.com)

 発祥の地は名前にもなっている通り、Jazzの街神戸です。神戸は1868年に日米修好通商条約(1858年)により開港して以来、多くの西洋文化をいち早く取り入れてきました。その為、ウイスキーやJazzといった文化も人々の生活の一部として愛されてきました。

 そのような神戸の街で1918年、後に『サンボア』として神戸ウイスキーを提供するコーヒーショップが誕生し、1954年に氷をあえて入れずに作る『コウベハイボール』を生み出します。氷を入れない為、ウイスキーの味が薄まることなく最後まで楽しめ、神戸を中心に親しまれてきたスタイルになります。サンボアの歩みについて知りたい方は、以下書籍がございます。

 

神戸ハイボールの作り方について

 作り方は至ってシンプルです。使用する全てのものを『キンキン』に冷やして、氷を使用せずハイボールを作る流れとなります。

◆Step1:ウイスキー、グラスを冷凍庫でキンキンに冷やす。炭酸は冷蔵庫で。

f:id:chikurya:20220308101255j:plain

 

◆Step2:キンキンのグラスにウイスキーを注ぎます。(量はお好みで)

f:id:chikurya:20220308101540j:plain

 

◆Step3:キンキンに冷えた炭酸を注ぎます。(必要に応じてレモンピールを)

f:id:chikurya:20220308103204j:plain

◆美味しく作るポイント◆
・使用するものはすべて冷やしておく
・少し濃いめに作る
・グラスはあまり大きなものを使用しない(最後まで冷たく飲む為)
 ※200~300ml位の容量がオススメ
 私が今回使用しているグラス(265ml)は以下です。(上記の写真と同様) 購入しやすい価格帯で出来はよいと思います。

 
時間のある方はプロが作る様子をご覧ください。渋い映像でたまりません!

www.youtube.com

おすすめ銘柄

 基本的にのど越しを楽しむ飲み方の為、自身のお気に入り銘柄で問題ないのですが、リーズナブルにのど越しを楽しむのであれば、以下の2銘柄がお勧めです。両方、手軽に購入できる銘柄です。

 

■サントリー角

 

■デュワーズ ホワイトラベル

 

その他、のど越しに加えて華やかさ、コクを求めるのであれば、ハイボール等の為に作られた、『エックスバイ グレンモーレンジィ』がお勧めです。ハイボールでは頭一つ抜けた美味しさです。

 

chikurya-whisky-tokidokiwasyoku.com

 

 以上、本日は氷を使用しない『神戸ハイボール』についてでした。私は自宅でハイボールを飲む際はほぼ神戸スタイルで飲んでいます。また、お店でも本格的な『神戸ハイボール』が飲めますので、是非。サンボアバー|SAMBOA BAR-北新地/銀座/浅草/神戸