ウイスキー、時々和食

-CHIKURYA WHISKY-

【飲み方】年中飲めるアイリッシュコーヒーの特徴と作り方について

【1】アイリッシュコーヒーの特徴が理解できる

【2】アイリッシュコーヒーの作り方が理解できる

 

 寒い時期や、一日の最後のほっこりしたいタイミングで飲むと格別なアイリッシュウイスキー。ただ、夏だけでなくアイスコーヒーを使用すれば夏に合うアイスカクテルにもなります。今回はそんな魅力のあるアイリッシュウイスキーの特徴と作り方について見ていきます。

 

アイリッシュコーヒーとは

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引用元:オリジナルブレンドコーヒーの"アイリッシュコーヒー"|「EST!」のカクテルブック2杯目 | 「EST!」のカクテルブック | 【公式】dancyu (ダンチュウ)

 アイリッシュコーヒーはアイリッシュウイスキーを使用したホットカクテルの一種です。アイリッシュウイスキーに、砂糖・コーヒー・生クリームを入れる事が一般的なレシピになります。ポイントは、『アイリッシュウイスキー』を使用することであり、それ以外のウイスキーを使用して作った場合は別名称となります。それぞれの名称は以下になります。

◆それぞれの名称◆・アイリッシュウイスキーを使用:アイリッシュコーヒー
・スコッチウイスキーを使用  :ゲーリックコーヒー
・バーボンを使用       :ケンタッキーコーヒー
※ジャパニーズ、カナディアンを使用した場合の正式名称は無い。

 ウイスキーを使用しますが、コーヒーの割合が多く、砂糖や生クリームのまろやかさが追加されているので、ウイスキーやアルコールが苦手な方でも美味しく飲めるのが、アイリッシュコーヒーの魅力です。

アイリッシュコーヒーの歴史

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引用元:アイリッシュ・コーヒー - Wiki

 1940年代当時、航空機の航続飛行距離は現在のように長くはなく、太平洋を横断(アメリカ-イギリス)する場合、一度燃料補給の必要がありました。補給は水上で行われ、安全上の観点から乗客は上記の写真のようにボートに乗せられて待機場まで移動をしていました。海上移動であり、冷える環境下であることは想像が容易いですが。それに加えて当時の航空機は現在のように気密性が高いものではなく、航行中も寒かったようです。

 このような環境下の中、少しでも乗客に身体を温めてもらいたいと考えたホスピタリティーに溢れる飛行機待合室にあるパブのオーナー『ジョセフ・シェリダン』はアイリッシュウイスキーを使った、『アイリッシュコーヒー』を提供しました。諸説ありますがこれがアイリッシュウイスキーの誕生と言われています。

 飲みやすさと横断している乗客に提供していたこともあり、瞬く間にアメリカをはじめとする国々にも普及していき、現在では世界中で飲まれるホットカクテルとなっています。

アイリッシュコーヒーの作り方

◆材料◆
・アイリッシュウイスキー      
・コーヒー(できれば焙煎が深いもの)     
・砂糖(なんでも良いが、ザラメを使用する場合が多い)     
・生クリーム                                         

 作り方は様々な方法がありますが、最もポピュラーな方法を紹介します。その前に本場のアイリッシュウイスキーの作っている様子をご覧ください。

How To Make The Perfect Jameson Irish Coffee - YouTube

◆作り方◆

◆Step1:グラスにお湯を入れて温める。(その後お湯を捨てる)

◆Step2:温めたグラスに温かいコーヒーを2/3程まで注ぐ

◆Step3:砂糖をティースプーン3杯(15g)程入れ、よく混ぜる。

     ※砂糖が少ないと生クリームが浮きにくくなる

◆Step4:アイリッシュウイスキーを入れる。入れる量は以下の通り。

     コーヒー:アイリッシュウイスキー=6:1

◆Step5:ゆっくりと泡立てた生クリームを注ぐ。半生位の泡立てが美味しい。

 

※アイスコーヒーを使用することで、アイスアイリッシュウイスキーとなります。

アイリッシュコーヒーに合う銘柄

 結論としてはどのようなアイリッシュウイスキーと組み合わせても美味しいです。ただし、ピートが効いている系、例えば『カネマラ』等は飲み物としては悪くないですが、アイリッシュコーヒーではないようなテイストになります。組み合わせで良く使用される銘柄をご紹介します。

■ブラックブッシュ

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 現在アイリッシュの中で一番、勢いのあるブッシュミルズが製造するウイスキー。アプリコットのようなフルーティーで上品なアロマを持ち、ボディーは3回蒸留している為、軽めでさらっと飲める。ライトボディにも関わらず、熟成された奥深さがあり、満足できる銘柄。日本人も好むであろう飲みやすさ。

 

■ジェムソン スタンダード

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 3回蒸留したシングルポットスチルとグレーン原酒をブレンドしたアイリッシュブレンド。最もアイリッシュで売れている。

 アイリッシュらしく、ユーカリ油等のアロマを感じ、香ばしさもある。ボディーも非常にライトで滑らかであるが、その中にナッツやオイルを感じる。バランスが良く、アイリッシュ版ジョニーウォーカーといったところでしょうか。

 

■キルベガン

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 1757年に創業した、キルベガン蒸留所は現存する蒸留所では最古の蒸留所となっており、まずはその歴史を味わって頂きたい。一度は1953年に閉鎖されたものの、2007年から再開した。クーリー蒸留所の原酒が主にブレンドされており、クーリーの主力製品。

バランスが良く、複雑な風味ではありが、スムーズで飲みやす。

 

■タラモアデュー

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 ライトなユーカリ油の香りの中に、イチジクのような香りがする。最初口に含むとフレッシュなテイストが広がる。続けて、ウッディーの後にバニラの味が口一杯に広がり続ける。ビスケットのような甘さも感じ、香り、味ともに楽しめる銘柄。このクオリティーで、2,000円程で購入できるなんて素敵です。

 

■パディー

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 もともとの名前は『オールド・アイリッシュ・ウイスキー』であり、旧ミドルトン蒸留所のフラッグシップ銘柄。後に、リカーセールスのパディ・フラハティが積極的に販売しており、『パディのお酒』と呼ばれるようになり、パディが定着したとのこと。

 非常にライトな飲み口であり、ストレートが苦手な方でもこの銘柄であれば楽しめる可能性十分にありそうですので、試してみてはいかがでしょうか?

 

以上、本日はアイリッシュウイスキーでした。是非アイスバージョンも試してみてください!