ウイスキー、時々和食

-CHIKURYA WHISKY-

【飲み方】心と身体が温まるホットウイスキーとアレンジレシピについて

【1】ホットウイスキーについて理解できる

【2】ホットウイスキーのレシピについて理解できる

 

 寒い日には欠かせないホットウイスキーの魅力とレシピについてご紹介します。

 

ホットウイスキーの魅力について

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 ホットウイスキー(別名:お湯割り)はシンプルなレシピではウイスキーをお湯で割るだけですが、ウイスキーの香りを引き立てる事ができ、その銘柄の良さを引き出す事ができます。また、ゆっくり飲み進める為、身体をじんわりとゆっくり芯から温めることができ、芳香なアロマの効果もあり、リラックスできます。

 

ホットウイスキーのレシピについて

 それでは、ここからは実際にホットウイスキーを作ってみましょう。どの銘柄を使用すればよいのかと悩まれる方も多いと思いますが、基本的に、皆さんが気に入っている銘柄で問題ございません。香りや味にこだわりたい方は、後ほどお勧め銘柄をご紹介します。

◆準備物◆

・お好みのウイスキー

・お湯(80℃程度) 

・耐熱カップ/グラス

・スプーン

◆基本のホットウイスキー

Step1:カップを温める

カップを十分に満たす位のお湯を入れて、温まるまで(5分ほど)待ちます。カップを温める事で、ホットウイスキーが冷めにくく美味しく作れます。

Step2:ウイスキーを注ぐ

カップが温まったらお湯を捨て、カップ1/3~1/2程度までお好みのウイスキーを注ぎます。濃いめが好きな方は1/2程でも良いかもです。

Step3:お湯を注ぐ

80℃程度のお湯をカップ2/3~1/2程度注ぎます。あまりに熱すぎる(100℃)熱湯を使用するとウイスキーのアルコールが余分に気化されてしまいます。一方30~40℃とあまりにも低いとウイスキーの香りを引き出せなくなります。ただ、自宅で温度を測るのは大変なので、沸騰したお湯をカップに入れて5分程度放置(カップを温めている時間分)で約80℃になりますよ!

Step4:軽く混ぜる(お好みでレモン追加)

スプーンで軽く混ぜれば完成。お好みでレモンスライスを加えるとよりおいしく召し上がれます。

 

◆スパイスホットウイスキー

上記【基本のホットウイスキー】のStep2時にクローブを2~3粒とシナモンスティック1本入れれば完成。深みのあるホットウイスキーに仕上がります。

 

◆ホットミルクウイスキー

上記【基本のホットウイスキー】のStep3時にお湯の代わりにホットミルク(80℃程度)を注ぐだけ。甘くまろやかで飲みやすくなります。ここにスターアニスを入れると、大人のホットミルクウイスキーの味わいになります。

 

◆ジャム/はちみつホットウイスキー

上記【基本のホットウイスキー】のStep2時に、お好みのジャムやはちみつをスプーン1杯程度入れるだけ。ベリー系が個人的には合うように思います。これだけで、ウイスキーがあまり得意でない方でも飲みやすくなりますよ。

 

◆バターホットウイスキー

上記【基本のホットウイスキー】のStep4時にバターをひとかけら(5g程度)溶かすだけ。コクが増して、身体に優しく効いてくるのが分かります。

 

ホットウイスキーに合う銘柄について

ホットウイスキーに合う銘柄は、挙げだすときりがないのですが、私がホットウイスキーで使用するウイスキーを何点かご紹介します。

 

 

■サントリー オールド

 華やかでスイートな香りを持ち、ドライフルーツのようなしっかりとしたテイストの為、お湯割りした場合に本銘柄の良さが発揮されます。香り高い1杯を飲みたい場合はまずは本銘柄から試してみてはいかがでしょうか?

 

■オールドパー12年

 アプリコットのような心地よいフルーツの香りを持ち、お湯割り等をしても香りや味崩れがしにくいのが特徴。フルーティーで華やかなホットウイスキーを飲みたい場合にお勧め。サントリーオールドと比較して、果実感がある仕上がり。

 

■タラモアデュー

 アイリッシュらしいオイリーさとイチジクのような甘さを持っている本銘柄。お湯割りにすることで、オイリーさが良い働きをして、他の銘柄と比較してなめらかなテイストになります。また優しい甘さが口に広がり余韻も楽しいです。

 

■メーカーズマーク

 特有の甘さを引き出す、冬小麦を使用している本銘柄。冬小麦から生まれた優しい甘さと、オレンジやハチミツのような良い香りを持っている為、お湯割りにするとその良き特徴が際立ちます。

 

■ブラックニッカクリアブレンド

 ここで、ブラックニッカクリアブレンド?!!と突っ込みを入れたくなるかもしれないですが、良くも悪くも本銘柄は自身の主張をあまりしないので、シナモンやクローブを入れてアレンジした際に、一番アレンジした味を堪能できます。価格も他と比較してお求めやすい。
 
 以上、本日はホットウイスキーの作り方とアレンジレシピについて見てきました。寒い冬やキャンプ時にホットウイスキーという選択はいかがでしょうか?