【1】カナディアン・ウイスキー銘柄の一例を知れる
【2】筆者が好きな銘柄が垣間見える。(自己満)
カナディアン・ウイスキーにはどのような銘柄があるのでしょうか。ウイスキー探しは良きパートナー探しと同じで相性なので、ランキング付け等はせず、順不同で紹介します。カナディアンウイスキーの特徴について詳しく知りたい方は以下を参照ください。
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■カナディアンクラブ
『C.C(シーシー)』の愛称で呼ばれることが多く、それ位国内でも愛されている銘柄。ライ麦、ライ麦麦芽、大麦麦芽を原料毎に、別々に蒸留したフレーバリングウイスキーと、ベースウイスキーを熟成前にブレンドし、暖房の効いた熟成庫で6年以上熟成して完成する。この工程がライトで爽やかな香りと、口当たりのよい調和がとれたテイストを生み出している。価格もお手頃で、普段飲みには申し分ない。個人的にはハイボールがおすすめ。
■カナディアンクラブ ブラックラベル
日本食によく合う銘柄!本銘柄と日本食の中でも比較的繊細な料理を組み合わせても料理の邪魔をしない、香りとテイスト。スムーズで飲みやすい。それもそのはず、本銘柄は日本料理と合わす前提で日本向け限定で設計されたのです。ボディーもしっかりしており、飲みごたえもある。たまには日本酒の代わりにウイスキーなんて選択しはいかがでしょうか?
■カナディアンクラブ クラシック12年
ライ麦のコクと12年熟成されたことによるマイルドさを存分に味わえる銘柄。ライ麦の香やコクも存分に楽しめて、2,000円以内で購入できるときたら、一度試す以外に選択肢は無いように思われる。
■ブラックベルベット
カナディアンの中で断トツ『なめらかさ』を持っている銘柄と個人的には思う。なめらかさと共に素材の味を楽しめる銘柄であり、優しいココナッツのような風味が余韻として残り、楽しめる。
■シーグラムVO
ライ麦の香ばしい香りとスパイシーさをダイレクトに感じることができる銘柄であり、ボディはカナディアンの中でも軽く、さらっと飲める。個人的には濃いめのハイボールで飲むことが多い。または、アイリッシュコーヒーとはもはや言わないが、アイリッシュコーヒーのアイリッシュ・ウイスキーの代わりでよく使う。
■クラウン ローヤル
イギリス国王に献上された銘酒。カナダは歴史上イギリスと関係が深く、現在もイギリス連邦加盟国。1939年にジョージ6世がカナダを訪問した際に、この銘酒が献上された。私がこの銘柄が好きな点は、そのような格式高い銘柄であるが、3,000円以内で購入できる点である。非常にバランスも良く、複雑な味わいであるが後味はさっぱりしており、是非一度は試して頂きたい銘柄。この記事を書いていて、再度購入したくなった。
以上、カナディアン・ウイスキーの銘柄について見てきました。こんなおいしい銘柄を、自国のカナダの方々があまり国内で消費されないのはもったいないなあ。なんて思いながら、カナディアンクラブを飲んでおります。