ウイスキー、時々和食

-CHIKURYA WHISKY-

【スコッチ】キャンベルタウン・モルトウイスキーおすすめ(700銘柄飲んだ筆者が選ぶ)

【1】キャンベルタウン・モルトウイスキーの銘柄の一例を知れる

【2】筆者が好きな銘柄が垣間見える。(自己満)

 

 筆者のお勧めのキャンベルタウン・モルトウイスキーを勝手に紹介していきます。

 ウイスキー探しは良きパートナー探しと同じで相性なので、ランキング付け等はせず、順不同で紹介します。それではいってみましょう!

 

キャンベルタウン・モルトウイスキー

■スプリングバンク10年

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 レモンの中にメープルのような甘い香りがあり、テイストも柑橘系とメープルのような甘めながら飲みやすい銘柄。またしっかりとした味わいである。原料にかなり拘りを持っており、フロアモルティングで麦芽自給率100%。蒸留回数も2.5回とこだわりがあり、キャンベルタウンの蒸留所が衰退していく中、品質を保ってきた誇りを感じる。

 香りが非常に上品で『モルトの香水』と呼ばれる程である。大人の少し気の強い女性ってイメージを勝手に持っています。

 

■キルケラン へビリーピーテッド

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 スプリングバンクと姉妹蒸留所であり、2004年に80年ぶりに復活したグレンガイル蒸留所の銘柄。

 スプリングバンク同様、レモン等の柑橘系の香りと、甘い香りがしますが、スプリングバンクがメープルの香りに近いのに対して、キルケランはよりバニラの様な香りが特徴です。テイストはキャンベルタウンの特徴をしっかり持っており、柔らかいピート香の中に、ブリニーを感じます。

 ラベルには蒸留所から見える教会が描かれており、デザインもカラフルでとてもかわいいですよね。

 

■ロングロウ18年

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 こちらもスプリングバンク蒸留所で製造される銘柄であり、ピートがしっかり炊き込まれており、スモーキー。飲み口は非常にドライであり、スプリングバンクとは全く別のウイスキー。

 

■ヘーゼルバーン12年

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 当時あった、『ヘーゼルバーン蒸留所』の名前から付けた、銘柄。竹鶴政孝が留学した蒸留所であり、ニッカウヰスキーは少なくとも影響を受けている。

 ピートを焚かないモルトを使用しており、且つ3回蒸留していることから、軽く飲みやすい。小学校の給食で出てきた、イチゴジャムのような味がする気がする。そう感じるのは私だけ...??

 

■グレンスコシア10年

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 テイストは上品でキャラメルのようにスイート。かすかにスモーキーさがある。キャンベルタウン・モルトウイスキーの中では最もお上品かも。ポットスチルはストレートヘッド型で初留、再留釜はそれぞれ1基ずつと規模は大変小さい為、流通量も非常に少ない。その為、出会えたら運命の出会いかもしれないですよ?!

 

 以上、本日はキャンベルタウン・モルトウイスキーの勝手に紹介コーナーでした。キャンベルタウンの銘柄は多くはないですが、上記の銘柄たちは飲んで損はさせません!