【1】スペイサイド・モルトウイスキーの銘柄の一例を知れる
【2】筆者が好きな銘柄が垣間見える。(自己満)
筆者お勧めのスペイサイド・モルトウイスキーを勝手に紹介していきます。
ウイスキー探しは良きパートナー探しと同じで相性なので、ランキング付け等はせず、順不同で紹介します。それではいってみましょう!
スペイサイド・モルトウイスキー
■グレンフィディック12年
グラスに注ぐと、洋ナシのようなフルーティーな香りがふわ~っときます。たまにすれ違うといい匂いがする方がいますが、その時感じる心地よさに近いです。(個人的感想です。笑)非常にフレッシュな果実香です。
非常に飲みやすく、ストレートからハイボールまでどのような飲み方でも楽しめます。ウイスキーに興味を持ったけれど、どの銘柄から飲んでよいか迷うなぁという方は本銘柄をお勧めします。きっとウイスキーをもっと知りたいと思わせてくれる一杯となるでしょう。ちなみに、世界で最も売れており、価格もスコッチ・シングルモルトとしては手が届きやすいです。
■ザ・マッカラン12年
シェリー樽で熟成される為、濃厚なシェリーやドライフルーツの香りがし、その中にバニラや、私だけかもですが、キノコ?のような香りを感じる、非常に奥のある香りを楽しめます。
ボディはリッチで余韻は若干スパイシーさを感じる、上品な1品です。『シングルモルトのロールスロイス』と言われるほど、評価されています。
12年ですと¥6,000程で購入可能ですが、18年、30年は非常に高価な為、バーや量り売りでまずは試してみるのが良いのではと思います。
■ザ・マッカラン18年
ザ・マッカラン12年と比較すると、飲み口はライトとなっており、よりハイボール向きだと個人的には感じる。本銘柄は3種の樽で熟成された原酒を組み合わせて造られており、ザ・マッカラン12年よりも気軽に楽しめる。価格も5,000円程であり、マッカランの中では購入しやすい。
■ザ・グレンリベット12年
柑橘系の香りがし、非常に軽快で上品な一品。少量の加水をすることで、柑橘系の香りからはちみつやケーキのような香りになり、香りの変化を存分に楽しめます。
香り、味すべてバランスが取れており、口当たりもマイルドで飲みやすい。
■ザ・グレンリベット18年
エレガント!この一言がぴったりです。熟成年数からして当然ではありますが、12年と比較して、ぎゅっーーっと香りと味わいが凝縮されています。凝縮されたフルーツや花の香りと複雑な味わいの絶妙なバランスが素晴らしいと思います。
■モートラック レア オールド
蒸留工程で、複数の形状のポットスチルを使用し、非常に複雑な工程を経て完成された1品。ボディーはリッチでグレンフィディックのようにすいすい飲めるという感じではないが、独特なハーブのような個性的なフレーバーがあり、少々の加水がお勧め。
■グレンエルギン12年
日本で非常に人気の『ホワイトホース』のキー原酒であり、こちらも万人受けしやすい飲みやすい銘柄。さっぱりとした蜂蜜の甘さとオレンジ風味。本蒸留所は冷却装置に特にこだわっており、伝統的な木製のものを使用している。
■グレン グラント ザ メジャー リザーブ
フレッシュでライトでクリアと普段飲みには最適かもしれない。価格も2,000円台では購入できるお手頃シングル・モルトウイスキー。仕込み水に特徴があり、ブラックバーン(黒い小川)と呼ばれる通り、ピートが染み出した水を使用している。ハイボールで飲むと一日でボトルが空いてしまうかもよ?!
■ストラスアイラ12年
シーバルリーガルのキーモルトであり、『home of Chivas』と呼ばれている。非常にフルーティー且つ華やかなアロマを持っており、テイストはリッチで滑らか。個人的にはロックがお勧めであり、『飲んだ~』と満足感が大きいと感じる。
■カーデュ12年
本蒸留所は1811年に創業され、創業者の妻であるヘレン・カミング等が積極的にウイスキー造りに尽力した、当時では珍しい女性が活躍した蒸留所。女性の感性がカデュー12年には感じられるようなライトで甘いテイスト。繊細でかつ飲みやすいので、日本でも女性のファンが多くなりそうな予感がしています。
以上、勝手にスペイサイド・モルトウイスキー紹介コーナーでした。皆さんのお勧めの銘柄も是非教えてくださいね。