ウイスキー、時々和食

-CHIKURYA WHISKY-

世界の5大ウイスキーについて

【1】世界の5大ウイスキーについての概要が理解できる

 

 世界5大ウイスキーはどこの国で造られどんな特徴があるのでしょうか。それでは見ていきましょう!

スコッチ

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 スコットランドはイギリスの最北端に位置し、790以上の島々から構成されています。また、アイリッシュ海、大西洋、北海と海に囲まれており、気温も夏は北海道と同程度の14℃~20℃程度。冬は関東と同じ程度の2℃~6度程度と経度の割には温かいです。

 この立地と気候がウイスキー造りに適しており、個性豊かなウイスキーを生み出してきました。

 スコットランドは北海道くらいの広さしかありませんが、なんと、世界のウイスキー消費量の60%がこのスコットランドで生産されているのです。

 スコッチはモルトウイスキーとグレーンウイスキーに分類する事ができ、両方を混ぜ合わせたブレンデッドウイスキーと単一蒸留所のモルトウイスキーを使用したシングルモルトウイスキーが一般的です。

 近年は多彩な個性を有するシングルモルトウイスキーは人気があり、このシングルモルトは地域毎に、蒸留所毎に多彩な個性を有しています。

 どれも有名ですが、一例をあげると、シングルモルトでは『グレンフィディック』、ブレンデッドでは『ジョニーウォーカー』とかありますよね。

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アイリッシュ

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 アイルランドはアイルランド共和国と英国領の北アイルランドから構成されています。かつては、ウイスキー生産量が世界1位でしたが、1845年の主食(ジャガイモ)が疫病による不作から大飢餓が発生、さらにアイルランド独立戦争と内紛による疲弊と、独立した事により一大市場の英国から排除されました。また、伝統的な製造にこだわり続け、大量生産できなかったことも、衰退した大きな要因です。

 アイリッシュウイスキーはアイルランド共和国と北アイルランドで造られるウイスキーであり、モルトウイスキー、グレーンウイスキーに加え、シングルポットスチルウイスキーが有名で、滑らかでオイリーなフレーバーが特徴です。

 『ブッシュミルズ』はアイリッシュらしい味わいです。

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ジャパニーズ

 近年あらゆる面で増税が進んでおり、働けどお金がたまらないと筆者が嘆きながら毎日働いている国です。スコッチを教科書として造っており、スコッチと同じく、モルトウイスキー、グレーンウイスキー、ブレンデットウイスキーを造っています。

 日本人は模倣に非常に長けており、5大ウイスキーの中で最も経験値が少ない(製造の歴史が浅い)ですが、模倣力と技術力でカバー、かつ独自の要素と豊かな四季により、繊細で奥深いウイスキーとなっています。本当に素晴らしい銘柄ばかりです。

 近年グローバルでの需要増加により、一部販売休止となった『白州』は有名ですよね。香り高く、非常に飲みやすいです。

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アメリカン

 アメリカについては地理の説明は不要と思います。その中でもケンタッキー州とテネシー州が主な産地です。場所は以下のあたりです。

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 アメリカといえば、広大な土地でトウモロコシを造っているイメージはないでしょうか。アメリカンはトウモロコシを主原料にし、自己主張が強めなウイスキーが多いのが特徴です。

 トウモロコシがメインのものとして、バーボンウイスキー、テネシーウイスキー、コーンウイスキー等があります。有名どころでは『メーカーズマーク』があります。その他の有名なものは沢山あります。

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カナディアン

 歴史的にアメリカに密輸することで、発展してきた背景があり、アメリカ人に受け入れられやすいものを製造してきました。

 その為、アメリカン同様、主原料はトウモロコシやライ麦です。ベースウイスキーとフレーバリングウイスキーをブレンドしたカナディアンブレンデッドウイスキーが一般的で、日本人にも馴染みがあります。有名どころでは『クラウン ローヤル』でしょうか。

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以上、本日は世界の5大ウイスキーについて見てみました。それぞれの特徴を今後深堀していきますので、お楽しみに。それではまた。